「クラシック音楽 – バロック – 」西洋音楽の歴史をざっくり見ていく3

「クラシック音楽」を時代ごとに主な要素だけ記述してます。

 ポピュラー、ロック、EDM、いろんな音楽があります。そんな中、クラシックは苦手、難しい、と感じる人が多いと言えます。なので、興味ある音楽はクラシックじゃないけど、知識として知っておいた方が良いかもしれない、そんな内容を記述をしておきます。

 クラシック音楽の歴史は、様式や時代で大きく6つの時代に分けて記述します。時代区分は様々な説があり、これが正解というものはない。楽しむクリエイターにとっては、おおよその感覚、でいいんじゃないかと考えています。

1 中世 (400年頃~1400年頃)
2 ルネサンス (1400年頃~1600年頃)
3 バロック (1600年頃~1750年頃)
4 古典派 (1750年頃~1820年頃)
5 ロマン派 (1820年頃~1920年頃)
6 近代、現代 (1920年頃~)

  

|バロック

この時代で、チェックしておきたい3つの話

1・1600年頃から、1750年までの間を「バロック」音楽の時代。どんな音楽なのか?
2・J.S.バッハという有名な人がいたこと
3・楽器が大きく進化したこと

 

1・バロック音楽

 この時代は、貴族社会であり、貴族たちが社交界などで楽しむための音楽が作られる時代。作曲家は、こうした貴族から依頼を受けて曲を書くか、教会のミサ曲を書くのが仕事でした。なので、この時代の音楽は、宗教曲といった色合いも強いので、興味を持てるかどうかは、人によって違うでしょう。しかし、後の音楽スタイルに大きく影響を与える音楽技法、楽器の進化などがあり、また、建築や美術の分野においても特色があるので、なんとなくかじっておいた方が、よいでしょう。

 

・ヴィヴァルデイ 『四季』

 どこかで聴いた事がある、そんな人も多いこの曲、バロック後期にヴィヴァルディが作曲したものです。

   

・パッヘルベル 『カノン』

・クラーク 『トランペット・ヴォランタリー』 

 かっこいい曲。

  

2・ ヨハン・セバスチャン・バッハ(Johann Sebastian Bach) 

 作曲においては、ルネサンス期にまとめられた音楽理論である「対位法」が発展し、教会旋法から、いわゆる、長調、短調といった、今に通じる音階が定着してきた時代。この時代を代表する作曲家としてバッハの名前があがる。バロック時代の終わりとされているのは、バッハが亡くなった年とされていることからも、その偉大さが理解できるでしょう。

 バッハといえば、どんな人物だったのか。当時は有名でしたが、没後しばらくは、世の中から名前が消えている存在でした。その偉大さが再認識されてきたのは後の時代に入ってからになります。簡単に言えば、作曲家は当時、芸術家といった認識ではなく、依頼されて音楽を作る職人的な存在と見なされていたのです。

 また、バッハは20人の子を授かり、そのうち10人が成人したと言われています。子々孫々に渡って音楽家も多く、バッハ一族で調べると大勢いることがわかります。そのため、○○バッハ、という作曲家、音楽家が、たくさんいますが、ここでは、J.S.バッハ、について触れております。

  

  

3・楽器が大きく進化

 ルネサンス時代に、現在につながる楽器の原型が多く見られた。そして、この時代に、さまざまな楽器が大きな進化を遂げる。そして、これまで声楽が中心であった音楽から、器楽曲が爆発的に増えていく時代でもあります。

   

余談

・カツラ

 この時代の作曲家の絵を見ると、みな白髪で、ふわふわ、くるくるした髪型をしています。この時代は、カツラを着用するのが礼儀だったようです。そして、なぜ白いのかというと、白い粉をかけて仕上げるのが当時のファッションだったそうです。

  

 続きは、また。

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西洋音楽(クラシック音楽)の歴史をざっくり見ていく

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