|連弾曲を聴いて、さらにその他のアレンジも聴いてみる4
ピアノの連弾曲は、もともと連弾として作られたものや、ソロ曲を連弾にしたもの、オーケストラ曲を編曲したもの、様々です。実際に、元々はこれだ、という事を知ることも良いのですが、そもそも連弾ならどう演奏しようか、と表現について考えることが先です。
ソロにはソロの良さがありますし、室内楽、オーケストラには、それなりに良さがあります。いろいろ聴き比べることで、その良さがわかってきたりもします。
いくつか連弾でよく演奏される曲を紹介していきます。4回目です。その他のアレンジも聴いて、どんな印象を受けるのか感じてみる良い機会かもしれませんね。
・ポール・デュカス 『魔法使いの踊り』
ディズニーのアニメ映画「ファンタジア」に使われた曲です。今では、ディズニーの為に作曲されたかのようなイメージを持っている人も多いかもしれませんね。
オーケストラ
アニメは、こんな感じ
・マヌエル・デ・ファリャ 「恋は魔術師」より『火祭りの踊り』
Manuel de Falla : Danza ritual del fuego
オーケストラ
ダンスのシーンでは、以下のようなスタイルに
・ダリウス・ミョー 『スカラムーシュ』
3曲から成るスカラムーシュ、連弾でよく演奏されるのが第3曲の「ブラジルの女」。聴いてるこちら側も、とても楽しくなる曲ですね。
2台のピアノ演奏では、こうなります
アルゲリッチとキーシンの演奏だそうです。
このようなスタイルも、楽しめますね
第3曲、これも楽しいですね
アルトサックスとオーケストラ、クラリネットとオーケストラなど、その他のバージョンもミョー自身が手がけているそうです。
・ゴンさんのリンク
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