「小さい子が簡単に楽しく弾けるピアノ連弾ってないかな?」

はい、ここにあります!

 左側で弾く人が、右側の人をサポートしてあげる作品が多く、おとなが左に座り、子どもが右に座ってピアノの連弾をする、それが、おとながひだりで、こどもがみぎ!」シリーズです。大人が左側に座って、子供が右側に座って、一緒にピアノを楽しむ、そんな楽しみが増えればいいな、と思い、そのまま曲集のタイトルにしました。

もちろんこの作品集、ピアノを楽しみたい初心者の大人でも、子供2人でも、ピアノが弾ける子供&苦手なお母さんと一緒でも、楽しむ事もできます。(親しみやすくするため、Primo(first)、Secondではなく、左側の人、右側の人、という表現をしています。)

 誰かと一緒に演奏すると楽しいものです。簡単な演奏でも、立派な伴奏がついていたら、おお、っと感じるでしょう。そう、演奏しているという楽しみが増えるんです。この、「楽しい」という感覚、その入り口になるのが、これです。

 まず鍵盤にたくさん触れるのが大切!。慣れてきたら、自然に指も動きます。音符に対する嫌悪感も軽くなります。「おとながひだりで、こどもがみぎ!」では、音楽を表現することに重点をおいている、音あそびです。ゆっくり自然に上手くなって、音楽表現、技術が学べるようになっていきます。


そして、この曲集には2つの大きな狙いがあります。

1つ目のポイントは。

 ピアノを弾いたことがなくても、楽譜が読めなくても、すぐに曲が演奏できます。例えば、1本指で演奏できる曲もあります。例えば「ぞうさんの冒険」という曲では、人さし指だけで演奏できます。

この曲集は、音楽を表現する楽しみに重点を置いた作品集です。楽しく鍵盤に触れる機会をつくることで、練習という感覚より、遊びながら音楽やピアノと友達になれるという感覚をつかむことができます。

2つ目のポイントは。

 みぎの人の演奏には、技術的なテーマが1つ含まれています。さりげなく手の形を意識する曲、トリルを意識、付点の練習など、技術的に様々なテーマが入っています。何か1曲演奏すれば、1つ技術的な事を体感していける形になっています。また、特に子供や初心者は、右手と左手を同時に動かす事が難しいと感じるので、右側に座る人は、両手をあまり使わず、片手に集中して弾ける曲が基本になっており、徐々に両手を使っていける曲もいろいろあります。

 音楽を、そしてピアノを楽しめる曲。2人で弾くことで、楽しみが増える。そして、自然と音楽に興味がわいてくる。「おとながひだりで、こどもがみぎ!」というタイトルの連弾小曲集は、そんな思いを込めて作った小曲集です。

   


YouTubeにて全曲フルで聴けます

  

楽譜購入について

・1曲ごとに「Piascore 楽譜ストア」様のサイトで購入できます。

・セット販売は「mucome」様のサイトにて購入できます。