|連弾曲を聴いて、さらにその他のアレンジも聴いてみる5【トルコ行進曲】
ピアノの連弾曲は、もともと連弾として作られたものや、ソロ曲を連弾にしたもの、オーケストラ曲を編曲したもの、様々です。実際に、元々はこれだ、という事を知ることも良いのですが、そもそも連弾ならどう演奏しようか、と表現について考えることが先です。
ソロにはソロの良さがありますし、室内楽、オーケストラには、それなりに良さがあります。いろいろ聴き比べることで、その良さがわかってきたりもします。
いくつか連弾でよく演奏される曲を紹介していきます。5回目は『トルコ行進曲』について。その他のアレンジも聴いて、どんな印象を受けるのか感じてみる良い機会かもしれませんね。
”トルコ行進曲” 18世紀のヨーロッパでは、当時トルコと呼ばれていた、オスマン帝国の軍楽隊の趣向を取り込んだ音楽が流行していた。そのため、トルコ行進曲と呼ばれる楽曲は複数存在しています。現在でも演奏されている有名な2曲は、モーツァルト、ベートーヴェンによって作曲されたものでしょう。
・モーツァルト 『トルコ行進曲』
モーツァルトのピアノソナタ「ピアノソナタ第11番 イ長調 K. 331」の第3楽章「トルコ風ロンド」が、有名な『トルコ行進曲』です。そのため、「ピアノソナタ第11番 トルコ行進曲付き」と呼ばれることもあります。
オーケストラが演奏。
ソロだと、こんな感じ。「ピアノソナタ第11番 イ長調 K. 331」です。第3楽章が、トルコ行進曲。
世代もいろいろ。楽しめる曲ですね。
誰でも一度はどこかで聴いたことがある、と言っても過言ではない曲ですね。様々な形で演奏されています。こんなアレンジも。
ギターでも、2人で演奏してますね。
こんなのも、面白いですね。
こんなのも。
・ベートーヴェン 『トルコ行進曲』
もともとは、劇付随音楽『アテネの廃墟』の中の第4曲にあたる行進曲。この曲がピアノに編曲されているのですが、やさしくアレンジされたものが広く一般に演奏されているようですね。モーツァルトの曲も『トルコ行進曲』と呼ばれますが、どちらも名曲として、演奏の初心者でも、一般の人々にも広く愛されている曲ですね。
オーケストラ
ひとりで演奏すると。
ピアノ8台で演奏すると・・・
ヴァイオリンの場合。
・ゴンさんのリンク
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