『もみの木』の歌詞、元々は、女性に振られた恨み節を綴ったもの、かもしれない。
『もみの木 / O Tannenbaum』。楽曲はドイツ北部に古来から伝わる民謡と言われており、そこにドイツ語の歌詞を載せてあるものが元になっています。今では世界中で歌われるクリスマスキャロルとされています。もちろん、日本では日本語の訳詞で広まっていますが、これが1つではなくて。何種類か存在します。代表的なものは3つとされているようですが、正確にはいくつあるのかわかりません。
ドイツ語の歌詞について触れてみましょう。作詞はヨハン・アウグスト・ツァルナック(1777年 -1827年)とエルンスト・アンシュッツ(1780年 -1861年)となっています。共作?なんで2人なのか?と疑問に思って調べてみたんですが、ツァルナックが書いた第1節をそのままに、後に第2、3節をアンシュッツが新しくつけたもの、だそうです。
ツァルナックが元々書いていた第2節の内容は「女性に振られた男の嘆き」だそうで、そう考えると第1節の内容の解釈は、「もみの木はすばらしい~」といった意図がメインではなく、「女は不誠実なのに、もみの木はなんて誠実なんだろう」となってきます。となると、この曲は、元々クリスマスのためにつけられた歌詞ではなく、「振られた男が恨み節を言ってる」という恋愛ものの歌と言えるんでしょうね。
元となっているドイツ語の歌詞は継ぎ足し、日本語訳は数種類ある、そう考えると、これが正解です、なんて、ないよね。でも、いい曲であることに、間違いはありません」。
・ピアノ連弾で。とてもやさしくシンプルなバージョンです。
・カレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティが歌う『もみの木』。重厚感がたまらない。
Josè Carreras, Placido Domingo and Luciano Pavarotti sing “Oh Tannenbaum”.
・これ、めちゃめちゃかっこいい。イントロから、かなりかっこいい。ぜひ見てほしいですね!
・これも、かっこいい。
・ジャズも、かっこいねぇ。味があるというかね。
・日本語。♪もーみーのきぃ~