『くるみ割り人形』の連弾

 チャイコフスキー。本名は、カタカナ表記だと、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。ラテン語表記だとPeter Ilyich Tchaikovsky、ロシア語表記だとПётр Ильич Чайковский。ロシア語って全然読めないけど、最近のネット環境はすごいですね。スマホで、翻訳だけでなく発音もしてくれるんですから。もうそれが当たり前の時代ですからね。

 ロシアの作曲家です。クラシックに馴染みがなくても、聴いたことのある有名な曲が多いと思います。そんな中で、今回は『くるみ割り人形』を聴いてみましょう。チャイコフスキーの中で三大バレエ作品とされるのが、『眠れる森の美女』、『白鳥の湖』そして『くるみ割り人形』

 楽曲ついての記述は特にしませんが、興味深い事は、この『くるみ割り人形』が、彼の晩年に書かれた作品ということ。人生の締めに向かって、複雑な創作をする芸術家も多いが、彼はとても美しく後世に残るような名曲を作った、このことは私にとって、とても興味深いですね。チャイコフスキーは個人的に好きな作曲家です。親しみやすくキャッチーな作品が多く、そして奥深いと感じているから。作曲家の作風を表現する言葉は様々ですが、私的に言うと、幅広く色彩豊か、といったところですね。

  

ピアノ連弾、こんな感じ。

 
2台ピアノで演奏すると、

  

バレエのバージョンのオーケストラ演奏。


バレエそのもの。長いし、全部通さなくてもいいけど、いろいろ見てみる価値はあるね。

https://youtu.be/_Ofysvpgv7o

 

 素晴らしい曲が多いのですが、作品の発表当時は不評なことが多かったと言われています。それもどこまで不評だったのか明確にはわかりませんが、時代ということが一つ言えるのではないでしょうかね。無調スタイルが盛んな今の時代だとすると、認められない場合も多いかもしれません。わかりやすいメロディや楽曲を書くと「幼稚、低俗」と言われたりしますからね。

 純粋に美しい音楽と感じることができれば、無調だろうがなんだろうが、有名だろうが無名だろうが関係ないです。チャイコフスキーの音楽には、理屈云々ではなく、純粋に楽しめる音楽の良さ、があると思っています。

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