ピアノ連弾 【歴史上最古の連弾曲】演奏されることも少ないと思うので紹介

  以前、ブログにて、最古の連弾曲について触れました。

 今回は、その連弾曲の動画がYoutubeにあったので紹介します。イギリスの作曲家ニコラス・カールストン(Nicholas Carlston, 1570 – 1630 )とトーマス・トムキンズ(Thomas Tomkins,1572 – 1656)の曲です。実際には、ヴァージナル(Virginal)という楽器向けに作られた作品です。

ニコラス・カールストン『A Verse for two to play』

  

トーマス・トムキンズ 『A Fancy for two to play』

  

 では、ヴァージナルという楽器はどんな音色を奏でるのでしょうか。演奏を聴いてみてください。とても素敵な響きがしますねぇ。

  

 次に、連弾史上初のピアノソナタと言われているものを紹介します。といっても、モーツァルトですね。1765年に書かれた『四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.19d』です。この作品あたりから、連弾曲がよく書かれるようになりました。以前のブログにも書いてありますが、連弾というものが先の2曲以来、ほぼ歴史上に記述がなく、ピアノの登場が大きく時代を変えたのだな、と改めて思います。

  

モーツァルト 『四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.521』

 モーツァルトはけっこう連弾曲を書いてるんですよね。その中の1曲、ハ長調 K.521を紹介しておきます。

  

 

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